アニメ映画ベストテン

こちらのワッシュさんの企画には、初めての参加。
2014-10-31


私のエントリーは以下の通り
1.劇場版美少女戦士セーラームーンR(1993年 幾原邦彦
2.マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年 西沢信孝)
3.機動警察パトレイバー 2 the Movie(1993年 押井守
4.クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年 本郷みつる
5.ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年 細田守
6.ドラえもん のび太の宇宙小戦争(1985年 芝山努
7.ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!(1997年 米谷良知
8.カラフル (2010年 原恵一
9.魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(2010年 草川啓造)
10.さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978年 舛田利雄


個人ルールは、
・劇場で見ていること
・監督は一人一作
・シリーズものは、その中で一作


10位のヤマトは、2199を見てから旧作も見直してやっぱり面白いなぁと。
その中でも「さらば」は思い入れ的にもクオリティ的にも最高です。
9位はクライマックスの「Don't be long」がかかるところでボロ泣き。
8位は原恵一のこの作品。原監督はクレしんやクゥにしようか迷いましたが、
物語が地に足がついている分、演出の丁寧さが光っているこの作品にします。
舞台がご近所なのも思い入れがあったりします。


6位、7位とドラえもん映画が重なっていますが、長編と中短編は別物って
ことで。ザ☆ドラえもんズはとにかく痛快なストーリーが大好き。
長編ドラは海底奇岩城、魔界大冒険、鉄人兵団、竜の騎士と初期から中期
の傑作群が甲乙つけがたいのですが、「少年期」とラストの余韻でこの
作品を選びます。


5位、細田守は「時をかける少女」と「デジモンアドベンチャーぼくらの
ウォーゲーム」とこの作品の3つでどれを選ぼうか迷いました。
観ていて気持ちよさなら「時かけ」だし、ワクワク感なら「デジモン
なのですが、作品全体から溢れる情念のような強い印象を感じる
「オマツリ男爵」にします。


4位はクレしんからこの作品。原恵一監督の「オトナ帝国」や「戦国
大合戦」「ブタのヒヅメ」、そして今年の高橋渉監督「逆襲のロボ
とーちゃん」も凄く好きですが、独特のダークファンタジー風味が
心に残る本郷監督のこの作品を選びます。


4位以下は正直その時々の気分で変わることがあるのですが、1位から
3位は自分の中ではこの十数年不動だったりします。
「P2」は公開からもう20年が経っているのにも関わらず、日本という
国の安全保障を描いた作品として未だに孤高の位置にあるように思い
ます。


2位のマジンガーは自分自身の映画体験の原点のような作品。劇場で
一番最初に見たのは、前年の東映まんがまつり(「マジンガーZ
デビルマン」)ですが、観終わった時の衝撃たるやこの作品の比
ではありませんでした。今までのヒーローがボロボロにされて絶対
絶命という時に現れる新ヒーロー。こんなにも鮮やかな主役交代は
後にも先にもないように思います。そして映画の次の日、小学校
でこの話をしたのだけど、テレビと違って誰も見ていないため話が
通じなかった残念さも、今となっては懐かしいです。


そして1位は劇場版セーラームーンの第一作のこの作品。幾原邦彦
のエッジの効いた演出が実に心地いい。そしてクライマックスの
「Moon Revenge」で号泣また号泣なのでした。


そんなわけで、もう40年以上アニメを見続けているおっさんの
選んだベストテンでした。